ここ最近、ライフスタイルの欧米化に伴い和室を洋室にリフォームするお客様が多い中、改めて和室の持つ和の味わいに興味を示し和室を好むお客様も増えています。
和室は、夏は涼しく冬は暖かいという万能な部屋で、昔ながらの風情ある和室から今風のオシャレな和室などにリフォームすることができます。
障子や収納扉などを洋風に替えて、寝室として使うモダンな味わいのある和室など、使い方によってさまざまです。
目的によって使える和室は、使い方に応じたリフォームプランを検討することが大切です。
リフォームのポイント
和室はその構造上、洋室と比べると部屋の明かりが暗くなりがちですので、開放感のある明るいイメージを意識することがリフォームのポイントとなります。
部屋に入り込む光を多く取り入れるための手段として窓を大きくしたりします。
また、和室の窓には障子がありますが、このままでは、左右のどちらかにしか障子を寄せることができず、半分は窓を覆ってしまうので、光が入りづらくなってしまいます。
これを解消する方法として、障子を納める戸袋のスペースを設けたり、障子ではなく和風のブラインドやロールスクリーンを設置するなどの工夫を行うと、部屋も明るくなりイメージが良くなります。
また、和室には家具をなるべく置かないことを意識しましょう。和室の床に収納スペースを作ると、普段使わないものを片づけておくことができます。
用途に応じて、自由に活用できるのが和室のメリットでもあります。